冬は夏よりあついから(11首)
君の髪ユキノオアシス5、6粒とけたらなんてとけたらなんて
大きな手をプレッツェルにしているが好みのコーヒー知るには
(いつ死ぬか分からないを前置きに)照れくさいことも僕は言いたい
遠回りなつけない方がいいですは素直すぎる無意識な雨
ちゃん付けはもう痛いよ/常夏を遠い海に全部撒きたい
生きてます欠けることで満ちるせかいにちちちちとまた火をつけたところ
休日の西日になれればいいな不治の病を探しにいくよ
”ていぼおでまっています“テーブルに油性ペンで書かれた ゆとり
オミナエシ女っぽくない感じでも女郎花あなたのことよ
ワンピース着たいと思ったわたしどうかしてるどうかしてる導火してるわ
おやすみの海で散歩している夢幻の繰り返し3年が経ち